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2007年1月29日 (月)

仮面ライダーのアクション監督合格

Dragon_vs_michi_4 今回はハリウッドでの初仕事、1995年から放映されたアメリカ版TVシリーズ「仮面ライダー」のアクション監督オーディションについて書きたいと思う。

 その時は、あらゆる苦労をして、アメリカで永住権を習得した直後のこと。ライダーのオーディションの話を聞きつけ、プロデューサーであるボブ・ヒューズの面接に臨んだ。ハリウッドといえば、強烈に競争の激しい世界。普通のことをしては、勝てないと思った俺は、考えに考え抜いての作戦をたてた。それはラフな格好でオーディションにいくアメリカ人スタントマンの中で、背広を着て面接に臨んだのだ。その背広姿で、日本のヒーロー物で使う空中回転を狭い面接室で慣行した。アクション業界でいう背落ち、トンボを切るというやつだ。これは畳一畳の上で助走なしで空中回転するという日本アクションの必殺技の一つだ。

 見栄えも良く、ビジネスマン風の謎の日本人が「ライダーで使ってるテクニックだぞ!」とトンボを切れば、そんな奴はいねーぞ!っと印象に残るはず! 考えに考え抜いた(?)作戦でオーディションに合格。晴れて、仮面ライダーのアクション監督をハリウッドでできるという幸運に恵まれた。

後でプロデューサーのボブに言われたことは、「Michiの英語はぜんぜんわからなかったけれど、経験もあるし、何かやってくれそうな勢いだったので、雇ったんだよ」と言われた。アメリカ人の度量の大きさとラッキーが重なっての合格だったが、当時の俺は憧れの仮面ライダーのアクションがハリウッドで実現できるなら、死んでもいいぐらいの勢いだったと思う。アクション馬鹿、所以だ。そんなやる気がボブに伝わって、合格したのと思う。一緒にアメリカに渡った、かみさんと抱き合って喜んだのも素晴らしい思い出だ。

頑張れば、奇跡は起こる!そんなことを感じた出来事だった。

No pain, no gain!

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