« アクション馬鹿は二度死ぬ?! | トップページ | 凄腕の編集者に囲まれた小学館時代 »

2007年2月12日 (月)

ワイフを褒めよう!

アメリカでは自分のことを謙遜すれば、「そんなにダメなんだー」と直接的に受け取られるので、日本ではひんしゅく物でも、アメリカでは、「僕はこれこれができます!」と声高らかに宣言している。
 そんな訳で、今回は自分の妻に登場してもらいアメリカ的に発表したいと思う。彼女は偉い奥様で、自分の様な不安定な生活でも逞しく生きていてくれる。普通だったら、ダメだしするような無謀なことにも、サジェスチョンはしてくれてくれるものの、絶対に「ノー!」と言わずに最終的に支えてくれている。だからこそ、アメリカで無事に生活できている訳で、とても感謝している。特に料理はプロ並みの腕前で外で食事して帰ってきても、思わず家で食べてしまう程、美味しい。3人の子供の面倒もしっかり見てくれている、マジ感謝です。
 そんな感謝を忘れる日々を送っていた昨年、大変なことが起こった。突然ポリスから電話が入り、「お宅の奥様が、ひき逃げに合い、救急車で輸送中です」。頭が一瞬混乱して理解できず、「状態は・・」と聞き返してみると「意識不明で、頭からも出血しているので、多分手術が必要でしょう」との答え。
 娘もその現場にいて、泣きながら電話で一生懸命説明しようとしているが、10歳の子供では気も動転していて説明にならない。さすがのアクション馬鹿も思わず義母の仏壇に、「絶対大丈夫でありますように」と一生懸命祈った。集中治療室にいくと、子供同伴では入れないとのことで、友人を呼んだ。LAの大都市のため次から次への急患に集中治療室はごったがえし、友人がくるまでの2時間、死んでいるのか、生きているのかも知らされない。その時間は本当に長く感じた。幸運にも頭を打った時の腫瘍は脳の外側に出来ていて、大事に至らなかった。犯人は目撃者もいたので、身元が判明、裁判にかかる前である。
 そんな悪夢のようなこともあったが、今は健康体に戻って生活している。やはり妻が入院中は、車社会のための子供の学校の送り迎えやら家事やらで、大変だった。改めてワイフは偉大だと感じたので、やっぱりワイフを褒めよう!No pain, no gain!

|

« アクション馬鹿は二度死ぬ?! | トップページ | 凄腕の編集者に囲まれた小学館時代 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ワイフを褒めよう!:

« アクション馬鹿は二度死ぬ?! | トップページ | 凄腕の編集者に囲まれた小学館時代 »