アクション馬鹿は二度死ぬ?!
日本、アメリカを通じて、色んなアクションの経験をしてきたけれど、これはヤバイ!と思ったアクションが二度ある。怪我、失敗を話すことははっきし言って恥なのだが、こんな世の中なのでええい、話してしまおう。
一つ目はステージからの転落だ。石で出来た床に2メーターほどあったステージからバック転しながら目測を誤って転落。受身をとってことなきを得たが、バック転の勢いもあった分、頭から落ちたらいってたと思う。
もう一つはスカイライダーのステージショーでのこと。スカイライダーの乗ったスカイターボ(バイク)に突っ込んで、トンボ(前宙)を切りながら当たったように見せるアクションだ。バイクの左側にトンボを切ろうと思ったが、目測を誤って右側に行きそうになった。それを悟ったバイクスタントの矢沢さんが、左にハンドルを切った。俺は、其の前に軌道修正をし、左側に回転しようとして二人で同じ方向に向かっていたのだ。いまでもその光景は目に焼きついているが、これは、完全に引かれると腹をくくったのを覚えている。向こうはステージ上とはいえ、50キロは出ていたと思う。そんな時、人間の脳裏に色々なことが浮かぶのは、本当のようで、「しょーがねーなー」とか「いったら、早すぎるかな」とか瞬間的に思った。
すると、矢沢さんはハンドルを鋭く切って、寸前でUターンしてくれた。さすがは、V3から歴代のライダーを演じてきたバイクスタントマンだった。
そんなこともあったけれど、大きな怪我はなく、緊張感を最大限に上げながらアクションを楽しんでいる。
No pain, no gain!
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