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2007年2月 6日 (火)

皆、ほしがる米国永住権。しかし其の先にあるものは??

アメリカに滞在するためには、合法的な旅券、つまりビザがいる。特に皆が取りたがるのが永住権=グリーンカードだ。これさえあれば、永遠に米国に住めるし、転職も可能だ。だからなんらかの理由で米国に住みたい人には、喉から手がでるほどほしいシロモノなのだ。しかし米国政府はそうやすやすとグリーンカードを渡さない。生活力、技術のない者に渡せば、税金をとることもできず、生活保護を払う一方で、国の繁栄につながらないからだ。グリーンカードを取るためには、米国人にない技術を持っていることが絶対条件。米国人のできる仕事を奪っては、失業率上昇となる。
 アクションの仕事を米国でしようと考えていた俺が、アメリカ人の弁護士に相談すると「ビザを申請するには、雇用主が必要だし、アメリカにもスタントマンはいるから取るのは難しい。日本語のかける物書はいないから、日系関係の雑誌社を狙えばいい。」と、助言され日系のマスコミに就職した。会社に入ると、ビザのスポンサーになるかわりに給料一律、出世はなし。もし、首になったら永住権どころか強制送還だ。下手をすると10年ぐらいかかる場合もあった。中にはセクハラされてる女性社員で過酷な労働環境だった。
 何を言われても、「ハイ!」と答えなければならず、元々自己主張の強い自分には本当に苦痛だった。文句一ついわず、一生懸命働き抜いて、運良く永住権を取ることができた。こんなプロセスは、永住権が取れるまでの踏み絵といってもいいかもしれない。
 永住権が取れれば薔薇色ということでもない。自由に転職はできるが、現地採用者は駐在員に比べて、あらゆる面でベネフィットは低い。結局、特殊な職業や秀でた能力がないと、いい収入は見込めない。外国に出る時は、特に目的意識がないと生き抜くのが大変になるのだ。
No pain, no gain!

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