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2007年2月 2日 (金)

アメリカ生活では、ずうずうしさが重要!

 アメリカで生活していて、日本人としてはイライラする習慣がいくつかある。それは、カウンターなどでの長い行列。皆いらだってるのに、受付は朗らかに世間話をしながら仕事をしていることが多々ある。仕事に無駄話は無用と教育されてきた日本人には、理解の範疇を超える。  さらに強烈なのが、電話のカスタマーサービスだ。うっかりミスで、あるローンの支払い期限がすぎていた。先方から電話があり、銀行引き落としにしてもらったが、その時は手数料は一切なしと言われた。後から見ると、延滞金、及び銀行引き落とし手数料の両方がシッカリ加算されているではないか!話が違うので、カスタマーサービスに電話をすると、「申し訳ありません。それは間違った情報です。でも手数料も延滞金も両方差し引けません!」とのたまうではないか!  「ああ、またかあ・・」と冷静に思いつつわざと怒りを込めて、「マネージャーをすぐだしやがれ!(気持ち的にそういうニュアンスを込めたが、ちゃんと敬語は使いましたので悪しからず)」と言って、すぐさまマネージャーに電話を変わってもらった。ペーペーの平社員ではラチあかないのが分かっているからだ。怒り心頭の口調で「間違いを認めているのに、金をもどさんどは何事か!」といいまくった。するとマネージャーは、謝って、手数料を遅延金から差し引かせてもらいます。とほざきやがった。  なんで、平社員はだめと言って、マネージャーに話すとオッケーなの?!だったら最初からオッケーっていえよ!と日本人的センスでそう思ってしまう。  「ちゃんと社員教育をしといてください!」と言い放ち電話をきった。昔は簡単に引き下がっていたが、アメリカでは黙って引き下がっては損をする。今では、自分の権利を主張して、きちっと白黒つけるようになった。  金額大小の問題ではなく、物事をしっかり伝えることは、外国に生きるうえで、とても大切な生きる術なのだ!! No pain, no gain!

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