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2007年3月14日 (水)

アメリカンに教わる、俺達日本人の良さ!

 大野剣友会で学んだアクションと、ハリウッドの経験を生かして、サムライアクションというアクション団体を作ったのが4年前。昨年末ハリウッドのエージェンシー(芸能プロダクション)に売り込んだら、即、所属できたのは、前に書いたと思う。マドンナのダンスの振り付け師や、ナイキやらマクドナルドなどのクライアントを持つ、ハリウッドで一、二を争うエージェントだったから、オーディションに受かった訳じゃないのに、

「自分のやってることは、間違ってない!」

と、喜んだ。確かにエージェントに引っかかるのも難しいから、其の点では、恵まれてるよね。いさんでエージェントの面接にいくと、俺の方もアイディアをだして、

「ヒップホップの衣装で、アジアンアクションしたらいいんじゃないっすか?」

と、アメリカ流行ファッション+日本のアクションを合わせた団体にしたいと、ホットなアイディアを出したつもりでいたら、

「ノー、ノウゥ!それよりも、典型的な日本的衣装の方がいいのよ!!」

と金髪、ブルーアイズのおきゃんなエージェント(注1)、ブルックちゃん(注2)は、言うのだった。

「其の方が、売りやすいから~」

「Really??(マジっすか??)」

「Oh , Yeah~!」

ブルックいわく、美しい着物とか、忍者とかの衣装で華麗に舞うアクションこそが神秘的なのだと言うのだ。俺としては、そっちの方が、当たり前で 「奇抜じゃないなああっ」 と思うけれど。
でもちょっと考え直してみると・・・。そうそう、いつも西洋人と話して思うことは、どうも彼らはアジアの文化に不思議な畏敬の念を感じるふうなんだよね。西洋文化にはない思慮高さとか、折り目正しさとか、わびさびとか・・・。それが、ミステリアスであるようなのだ。だから彼らは京都の塔やら日本庭園を見ると

「オゥ、ふぁびらすネ~」

と感激する。今回の話でも日本人の俺的には、GパンとTシャツで刀アクションのクールなジャパニーズアクションがいいんじゃないかと思ったが、それは日本人の視点で珍しいだけで、西洋の目からしたら、神秘の部分が抜けて想像力が掻き立てられないのだ。
2000年に公開されたチョー・ヨン・ファの「グリーン・デスティニー」は、日本では当たらなかったけれど、アメリカでは、芸術作品として受け入れられた。あれより前にユン・ピョウ主演「天空の剣」とか、あの手の香港映画は山ほどあって、アメリカ人の反応に首を傾げた。しかしそれは俺達が元々持ってる神秘的部分を見失って、逆に西洋人が掘り起こして光を当てるという、逆転現象がおきてる。奴らと話すと日本人の立ち位置から見えない良さが浮かび上がってくるのが面白い。俺達は、日本文化にもっと誇りを持っていいのだ!
No pain , no gain !

注1) こっちでエージェントというと、プロダクションのマネージャーのことを指します。
注2) ブルックちゃんは、サムライ アクションのマネージャーで、日本にきたら驚く金髪美女です。いつもハグで迎えてくれるので、つきあい上手だなあっと、関心するやらニコニコするやら、困ったもんだ。

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