私の正体、それはミラーマン!
ロスにある図書館で、9年前の日本の語のエッセイを読んだ。それは、女優の壇ふみさんとエッセイストの阿川佐和子さんの「ああ言えばこう食う」(集英社)だ。
そこに面白いことが書いてあって、「飽食時代の現代で魅力的な体は痩せている事。一方、戦国時代の魅力的な体は豊満な体であること」と出ていた。理屈はこうだ。
現代は何でも食べられるからこそ、自己管理をし、綺麗な体系を保つことが美しいこと。逆に生きるのにも大変な戦中前後の時代では、ぽっちゃりと豊かな体が、豊かな物を食べられるというステイタスの証拠で、美しいそうだ。自分のことを考えると、40越えても体重、体型とも20代とほとんど変わらない。その理由はいくつかあって筋トレ、ランニングを週二回。仕事として、武芸空手クラスをこなす日々。酒、タバコは一切やらない。体質的なこともあるだろう。
「そりゃ~、体重増えないよなああ~」と言うでしょう。でももう一つ、誰にも明かしていない秘密があるのです。驚かないで下さい・・。実は、私の正体は・・・
ジャ~ン、ミラーマンなのだ!
「ええっ!お前は宇宙人か??!」っと驚いたかもしれませんが、いえいえ私は地球人です。でも一般の地球人との違いは、ミラーが友達なのだ。朝起きて、着替える前に鏡の前で「お、この筋肉が落ちてる、ヤバイ!」と体型チェック。ウエイトトレーニングが終わった後、鏡の前に行き、筋肉チェック。夜シャワーを浴びた後も鏡に向かって前蹴り!その後、開脚、柔軟体操をしてやっと寝る。「なんだ、こいつ、Bakaなナルじゃん!」と言わず、最後まで読んでください。
思えば、私は熱狂的なアントニオ猪木ファンで、肉弾相打つプロレスが大好きだったのだ。ムキムキの筋肉は苦手だけれど、柔軟性があり躍動する格闘カラダに美を感じてしまうのだ。
「やっぱこいつは、Bakaなナルでホモセクシャルじゃん!」と言わないで下さい。つまり、言いたいことは、ミラーマンになることで、自分の体と向き合って、健康チェックを忘れないということなのだ。俺の場合はビタミン剤は欠かせないし、ちょっと体調が悪くなると、すぐにドクターに駆け込む。こんな俺をかみさんは、「ほんとに、ナルちゃんでお医者さん大好きなんだから!」と覚めた目で見ている。
「違うのだ、体型を保つというのは健康のバロメーターだし、気合いを入れてるのだ!もし気を抜いたら、心身共に衰えて、ダメになってしまうのだ!」
しかし、自分がミラーマンのお陰で、中年というのにバック転も、空中前宙も未だに自由自在!(多少息は切れるが・・・)。
このブログを読んでいる体型の気になる貴方!さあ、一緒にミラーマンして、新しい健康体を手に入れよう!!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
自分も家内から「中年ナルシスト~!」と呆れられて
います(笑)。
せめて40代の間は腹筋が割れて、体脂肪率22%以下
をキープしておきたい。
30代半ば頃までは174cm58kgくらいのスキニー体型で、
40代も半ばになって「あまり痩せているのも貧相だ」
と思って、プロテインを飲み、高タンパク高カロリー
の食事を摂り、さらにジム通いでウェイトアップ。
体脂肪率を22%以下に抑えながら、体重を7kg上げ、
65kgにしましたが、維持するのが非常にキツイです。
ウェイトを維持したまま、筋力と柔軟性も維持するの
は減量するよりも難しいですね。
おまけに膝と腰に爆弾を抱えているので、ランニング
ではなく有酸素運動のエクササイズとウォーキングと
ストレッチを中心に、若干の筋トレで頑張っています。
が、どうにも防ぎ様のないが……老眼ッ!
右0.03・左0.06なのですが、仕事柄、細かい字の資料
を読み漁らなければならないので、この時はメガネを
外して読んでいます。
アンチエイジングも楽じゃないですねェ~(しみじみ)。
投稿: YASU | 2007年3月25日 (日) 10時06分