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2007年4月19日 (木)

最終回 きっぱりアクション俳優―スーツアクターと言う言葉⑱

俺の場合も、「仮面ライダー」のアクションに憧れて、いつの間にかアクション俳優になっていた。シリーズを読めば分かる通り、元々ファンだったので、スーツアクターと呼んでその人のファンになる気持ちはとても良く分かる。そして面をつける仕事を、スーツアクターと呼ぶことで、その分野を尖らせたのも見逃せない功だ。  

 事実、俺が大野剣友会に入った25年前に、中に入った俳優の人気投票なんてありえなかったし、そもそも全く日の当たらない世界だった。それをここまで持ち上げてくれるのは、ファンの応援のお陰なのだ。  

 昔小学館の「てれびくん」の編集者だった頃(たしかジェットマンだったかな・・)、戦隊の担当編集が編集長と話をしていて

 「今日撮影会があって、写真取りにいったら、日下(注1)さんがいなくて、しょうがないんで素人が入ったんすよ。ポーズが決まらなくって困っちゃって」

 といっていて、横で俺は

「そりゃそ~でしょ~」

  と、思いまくった。それこそ演技したことのないエキストラが、主役やっても無理なのと同じだ。でも、当時は、“ADでも中に入れば事足りる“程度の認識だったから、そんな話しを聞くに付け、俺は面芝居に誇りを感じて、やっぱり特殊技能、特殊表現だなあと思う。

  だからこそ、スーツ専用のアクターというより、その表現を身につけた俳優達と位置付けるのが良い気がするのだ。言葉の否定だけで、終りにしたくなかったので、面を付ける俳優の仕事内容や心情、状況を出来る限り紹介したつもりだ。  

 今の俺的に言えば、“スーツアクター”と言う言葉には、ピッタリ感がない。どちからかと言えば、スーツ・アクティング・メソッドが正しい表現だと思う。そして、俺は面を被る俳優はきっぱり

アクション俳優! 

と呼びます。  

でも最後は、アクション俳優やこの業界を応援してくれるファンの皆さんの感性だ。この連載が面(メン)を付けて演ずる仕事の理解の一端になればと思ってます。  

 そして、俺は日本の武芸アクションを世界に広めるべくアメリカから発信していきます。2月から始めたブログは、アクセス5000を超えました。読んでくれた皆さん、ありがとう。そしてこれからもヨロシク!

No pain, no gain ! 

 (注1)日下秀昭さんは、電子戦隊デンジマンからロボットを中心にアクション俳優として活躍中です。俺は、スカイライダーのショーで一度だけご一緒させて頂きました。

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