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2007年4月21日 (土)

プロレスと言う言葉

 格闘技真っ盛りの日本。こないだプライドがUFCに買収されて、K-1VS UFCっていう図式になってる。

6月になれば、K-1がLAオーディトリアムで10万人興行をするそうで、日本格闘団体VSアメリカ格闘団体になる。谷川プロデューサーや前田日明がLAオーディトリアムで記者会見をして、アメリカのローカルTVでとりあげられてた。

 ここまで、格闘技が盛り上がったのは、まぎれもなくプロレスー新日本プロレスーUWF-リングスとプロレスのお陰なんだが、現在日本のプロレスがマジ元気がないよね。

 プロレス週刊雑誌が2冊つぶれて、残るのは1冊だけ。こういう現象は本当に危ない。盛り場の理論っていうのがあって、例えば駅前の繁華街がいつも人通りで賑わってて、パチンコ屋が3軒ある。当然3人の経営者は、ライバルは潰れればいいって思う。そして 2軒がつぶれたら、3軒目も潰れてしまった。

 なぜかと言えば、残った1軒が殿様商売で工夫を忘れてる内に、人に飽きられてパチンコ自体が飽きられてしまったのだ!これって盛り場の理論なのだそうだ。

 プロレスも同じで、ジャイアント馬場が死んでアントニオ猪木天下になり、切磋琢磨がなくなって落ちぶれていいところを格闘技に全部持ってかれた。藤田 VSプライド選手の試合なんか、コールの仕方が全盛時のプロレスと全く同じなのに驚いた。

 プロレスというジャンルが存亡の非常ベルが鳴り続けて久しいのに、世間を巻き込む仕掛けがないよね。

 アメリカではWWEがショーだとカミングアウトして、豪華絢爛なショースポーツを展開してる。あれだって、健全なエンターテイメントスポーツだ。日本のプロレスラーだって、スーパーアスリートなのだがら、世間をあっと言わせる仕掛けをして、猪木VSアリみたいな夢をまた見せてほしい。

 熱烈な猪木信者だった俺は今マジにそう思ってる。

 

No pain, no gain !

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