プロレスとは何か?
俺は、自他共に認めるプロレス者である。
先日、ノアの三沢光晴さんが、試合中にバックドロップという後頭部から落とす技で亡くなった。
それは、俺もこれまで蔵前国技館、両国国技館、後楽園など様々な場所で、何万回と見てきた一般的な技だ。その技で日本で、超エース級のプロフェショナルレスラーが亡くなったのだ。
プロレス者の俺は頭からずっとそのことが離れず、なぜなのかと自問自答していた。レジェントレスラーのアントニオ猪木は
「プロレスやっている以上、危なくないなんてことはありえないんですよ。だったら辞めたほうがいい。いままで、どれだけの人がスープレックスを受けてるんだよ。(プロレスは)命かけて闘うものなんだから。こんな事故が二度と起きないようになんて・・・誰が見るんだ、そんなもの。(抜粋)」
「だったら、辞めたほうがいい。」
「誰が見るんだ、そんなもの」
プロレスとは、そういうものなのだ。
人間の生き方とは、本来そういう覚悟の物なのかもしれない。
No pain no gain!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント