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2009年7月 5日 (日)

プロレスとは何か?

俺は、自他共に認めるプロレス者である。

先日、ノアの三沢光晴さんが、試合中にバックドロップという後頭部から落とす技で亡くなった。

それは、俺もこれまで蔵前国技館、両国国技館、後楽園など様々な場所で、何万回と見てきた一般的な技だ。その技で日本で、超エース級のプロフェショナルレスラーが亡くなったのだ。

プロレス者の俺は頭からずっとそのことが離れず、なぜなのかと自問自答していた。レジェントレスラーのアントニオ猪木は

「プロレスやっている以上、危なくないなんてことはありえないんですよ。だったら辞めたほうがいい。いままで、どれだけの人がスープレックスを受けてるんだよ。(プロレスは)命かけて闘うものなんだから。こんな事故が二度と起きないようになんて・・・誰が見るんだ、そんなもの。(抜粋)」

「だったら、辞めたほうがいい。」

「誰が見るんだ、そんなもの」

プロレスとは、そういうものなのだ。

人間の生き方とは、本来そういう覚悟の物なのかもしれない。

No pain no gain!

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